名前も新たに再出発した「楽しい農園」

前回のご報告から時間が経ってしまいました。多摩・田園の「楽しい農園」のその後をご報告します。

これまで様々な準備がありました。まず、駐車スペースに車を入れるにはスロープを通らなくてはなりません。地主さんのご厚意でスロープに砕石を敷いていただきましたが、12月の引っ越し時には、駐車した軽トラックが急なスロープを上りきることができず、5人がかりで押し上げる状態でした。このため、1月から2月にかけて、スロープの地ならしや傾斜の改善、草刈りを行いました。今では4、5台を駐車できるようになり、乗用車も自力でスロープを上ることができます。さらに駐車した車に表示する連絡先カードも作りました。前の耕作地から持ち込んだ耕うん機も、先に地主さんが育てていた白菜や大根の収穫を待って、本来、予定していた場所に移動させました。

徐々に暖かさも増した3月17日、新しい地での作業を開始しました。

ジャガイモの植え穴をつくる
 

まず、ジャガイモの植え付けから始めました。予め耕してあった場所に種芋を植え付けました。約17坪ほどの農地は以前と比べると狭いですが、小人数で楽しみながら作物を育てるにはちょうど良いかもしれません。メイクイーンと男爵、定番のジャガイモ二種を植え付けた後は、感謝を込めて地主さんが育てておられるぶどうの樹の周囲の雑草を除去しました。

ジャガイモの植え付け

休憩時には以前と同じようにテーブルと椅子を出して、カセットコンロでお湯を沸かし、暖かいコーヒーを飲みました。春の日差しが降り注ぎ、隣家のしだれ梅が満開の花を咲かせています。農地には、どこからかハクセキレイが飛んで来て虫をついばんでいました。のどかな中、他愛もない会話をしながら半日を過ごすことができました。


これからは、倉庫内の整理、原木椎茸の本伏せ、三輪緑山から持ち込んだ煉瓦やブロックの整理、雑草の除去に加え、空いている畝への新たな作物の植え付けなどが続きます。

農作業だけでなくコロナ禍で長い間中断していた野外料理も、機を見てカレー作りなどから再開してみようとの話が出ています。今回の移転を機に名前も「楽しい農園」から「大人の遊び場」へと改めました。いつか「バーベキューなども楽しめるようになればいいな」と願っています。(JT)

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